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 米Intelは,Linuxアプリケーション用のパフォーマンス解析ツールの新版「Intel VTune Performance Analyzer 2.0 for Linux」を米国時間1月21日に発表した。Intel社では,「当社の『Itanium』プロセサ・ファミリに対応した初のLinuxネイティブ・パフォーマンス解析ツール」とする。すでに出荷を開始している。

 Intel VTune Performance Analyzerは,アプリケーションを解析し,プロセサのリソースを大量に消費するコードを検出するためのツール。「パフォーマンスのボトルネックになりそうなコードの発見と除去がすばやく行える」(同社)

 Intel社ソフトウエア製品部門担当ジェネラル・マネージャのJon Khazam氏は,「同ツールの初版がLinuxコミュニティに受け入れられ,大変うれしい」と述べる。「Linuxコミュニティからの要望に応え,新版にはItaniumプロセサ・ファミリ向けのネイティブLinux対応や,グラフィックスによる結果表示などの機能を追加した。その結果,アプリケーションの性能を改善する調整作業が,Linux環境で直接行えるようになった」(同氏)

 さらに新版は,コマンド・ライン・インタフェース,スクリプト実行機能,これまでWindowsベース・アプリケーション専用だったフロー制御分析など,柔軟で便利なLinuxユーザー向け機能を備えているという。Linuxを遠隔サポートするWindows用アプリケーション用の機能として,Linuxサーバーから得た解析結果をWindowsシステムに返す「Pack and Go」オプションもある。

 Intel VTune Performance Analyzer 2.0 for Linuxのメーカー希望小売価格は699ドル。

 また同社は,Intel VTune Performance Analyzer 2.0用のオープンソース・ドライバ・キット「Intel VTune Performance Analyzer Driver Kit」についても明らかにした。同キットを使用することで,同社が対応していないLinuxディストリビューションやユーザーが改造したカーネルでも,Intel VTune Performance Analyzerの利用が可能になる。

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