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 米Lucentは2004会計年度第1四半期(2003年10~12月期)の決算を米国時間1月21日に発表した。売上高は22億6000万ドルで,前期の20億3000万ドルと比べて11%増,前年同期の20億8000万ドルと比べて9%増となった。会計原則(GAAP)ベースの純利益は3億3800万ドル(希薄化後の1株当たり利益は7セント)で,前期の9900万ドル(同2セント)から増加した。前年同期は2億6400万ドル(1株当たり損失は11セント)の純損失を計上していた。

 米メディアの報道(CNET News.com)によると,通信市場の冷え込みにより,同社は2003年7月~9月期に黒字転換を果たすまで,13期連続の赤字が続いた。

 粗利率は41%で,前期の43%から2ポイント減少した。営業費用は6億4800万ドルで,前期は5億2400万ドルだった。

 米国における売上高は13億5000万ドル(前期比12%増,前年同期比4%増),海外市場の売上高は9億900万ドル(同11%増,同16%増)だった。

 事業別にみた場合,Integrated Network Solutions部門の売上高は7億9000万ドルで,前期比8%減,前年同期比7%減。Mobility Solutions部門の売上高は9億6000万ドルで,前期比51%増,前年同期比32%増と,大幅に成長した。Lucent Worldwide Services部門の売上高は4億6600万ドルで,前期比1%減,前年同期比では4%の減少となった。

 「当期は,前期に引き続き黒字を達成することができた。今後も注意は必要だが,市場の支出が増大するなどの好材料が揃っており,売上高は伸びていくだろう」(Lucen社会長兼CEOのPatricia Russo氏)

 同社は今後の見通しについて,具体的な数値は発表していないが,「四半期ごとに変動するものの,2004会計年度全体の売上高は前回予測と同様,ほぼ横ばいか微増で,利益をあげる見込み」(Lucent社CFOのFrank D'Amelio氏)としている。

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