米NCRの一部門であるTeradataとドイツのSAPが大量データの分析に関する技術提携を結んだ。両社が米国とドイツで1月26日に発表したもの。電気通信,金融サービス,製薬,航空宇宙および防衛といった業界の企業が,社内全体にわたる分析手法を簡単に統合できるようにする。これにより,「開発期間の短縮,TCOの削減,業務効率の向上を支援する」(両社)としている。

 提携のもと,Teradata社はSAP社の技術パートナ「SAP Global Technology Partner」となる。Teradata社は自社の分析アプリケーションおよびプラットフォームを,SAP社のアプリケーション統合プラットフォーム「NetWeaver」をベースにしたソフトウエアに対応させる。顧客は,NetWeaverとTeradata社の企業向けデータ・ウエアハウジング製品を利用し,「一元的に業務を把握することができる」(両社)

 「企業向けデータ分析はSAP社にとって重要な市場だ。Teradata社との協力により,同市場における当社の地位を強化する。各業界に特化した拡張性の高い統合分析製品で,優れた機能と性能,そして経済的付加価値を顧客に提供する」(SAP America社CEO兼社長のBill McDermott氏)
 
 また両社は,エンジニアリングおよび技術に関する人材と資産,コンサルティング能力も持ち寄る。

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