米Commerce Oneは,2003年第4四半期と通年の決算を米国時間2月5日に発表した。第4四半期の売上高は910万ドルだった。前年同期の1950万ドルからは53%減少したが,前期の570万ドルからは59.6%増加した。通年の売上高は3620万ドルで,前年から65.7%減少して1億550万ドルだった。

 GAAPベースの純損失は290万ドル(1株あたりの損失は9セント)だった。前年同期の純損失2億7950万ドル(同9ドル57セント)から大きく改善した。前期は純損失として2680万ドル(同84セント)を計上していた。通年の純損失は,6510万ドル(2ドル12セント)で,前年の純損失の5億8980万ドル(同20ドル33セント)から大きく赤字幅を縮小させた。

 同社社会長兼CEOのMark Hoffman氏は,「2003年は難しい年だったが,重要なな資金調達に成功した。不動産に関する支払義務の縮小も含め,営業経費を大きく削減することができた」と述べている。

 同期において,同社は「Conductor 6.5」をリリースした。また,三菱商事と特定の特許と知的財産の利用に関して契約した。これには,「Commerce One Auction」,「Auction Services」,「Buysite」,「Catalog」「Marketsite」などの利用が含まれる。

 同期は,ComVest社から500万ドルの資金融資を受けた。この資金は,一般的な運営資金とともに「Commerce One Conductor」プラットフォームの販売促進に利用される。

 また,以前本社があったカリフォルニア州の施設の賃料債務として,貸主に現金150万ドルを2003年第4四半期に支払うことで合意した。契約のもと,残りは210万ドル分の制約付き株式とおよそ200万ドルの利息無しの約束手形で2005年2月までに支払われる。

 同社は,来期の予測も明らかにしている。売上高は300万ドル,GAAPベースの純損失は,550万ドル(1株あたりの損失が17セント)を見込む。

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