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 米Trend Microは,企業ネットワーク内部からのウイルス流布を防止する「Trend Micro Network VirusWall 1200」を米国時間2月16日に発表した。セキュリティ管理者は,ネットワーク・ウイルスの遮断とともに,攻撃されやすいまたは規格に準拠していないデバイスの識別ができるようになる。

 Network VirusWallは,Trend Micro社の企業向けのウイルス対策プログラム「Enterprise Protection Strategy」をネットワーク層にまで拡張したもの。ネットワーク層のウイルス問題に対処することにより,特定のアプリケーションをターゲットとする有害プログラムの脅威を排除できるという。

 同製品は,ネットワークを通過するデータ・パケット内のネットワーク・ウイルスの検出・遮断を行なう。ネットワークのセキュリティ管理者は,準拠しないデバイスまたは攻撃を受けやすいデバイスからのアクセスを制限できる。LANに配備した同製品は,ネットワークを監視することにより感染源を見極めて攻撃の可能性を早期に警告できる。

 「ネットワーク・ウイルスは,情報セキュリティに巨額を投じている企業にも大損害をもたらしている。個別に機能する製品は,ネットワーク・ウイルスによる問題をさらに難しくしている。ウイルス蔓延の回数と規模を縮小したいと考えている企業は,統合型のネットワーク・ベースのセキュリティ・ソリューションの配備を検討する必要がある」(米IDCのセキュリティ製品プログラム副社長のChris Christiansen氏)

 同社は,攻撃を受けやすいデバイスを管理者がネットワークから隔離できる「Trend Micro Vulnerability Assessment」も同時に発表している。管理者は,ネットワーク・オペレーションを中断させること無く,問題があるデバイスにパッチを当てられる。「Trend Micro Control Manager 3.0」,「Outbreak Prevention Services」とともにNetwork VirusWall 1200は,管理者による一元的なセキュリティ・ポリシーの実行を支援する。

 Network VirusWall 1200,Control Manager 3.0,Vulnerability Assessmentは,2004年4月に北米にて出荷される。VirusWall 1200はユニットごとに出荷され,小売価格は5995ドル。Network VirusWall管理ソフトはシートごとの販売となる。ユーザー数が500人の場合,1シートは30ドル。両製品にはボリューム・ディスカウントが用意される。

 Network VirusWall 1200は,米アリゾナで開催中の「DEMO 2004」に出展されている。

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