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 ドメイン名レジストラの米Network Solutionsが,個人情報を公開せずドメイン名を取得可能なサービス「Private Registration」を米国時間2月19日に発表した。「個人や小企業のオーナーはドメイン名登録の際に個人情報を保護できる」(Network Solutions社)としている。

 同社の調査によると,個人情報が公開されることを心配して,インターネット・ユーザーの70%は何らかの登録の際にうその情報を入力するという。「Modem Media社の調査結果では,インターネット・ユーザーの懸念事項の上位3項目をプライバシに関わる問題が占めた。また,インターネット・ユーザーの3分の2以上が,使用するサイトを決める重要な要素としてプライバシを挙げた」(Network Solutions社)

 「米連邦取引委員会(FTC)が先ごろ公開したデータによると,過去5年間に個人情報を盗まれた米国市民は2370万人おり,2003年だけで1000万人近くが被害を受けている」(同社)

 ドメイン名所有者は,Internet Corporation for Assigned Names and Numbers(ICANN)が個人情報をWHOISデータベースで公開するので,スパムや電話セールス,ストーカーなどの被害を受けやすい状態にあるという。Network Solutions社のPrivate Registrationを利用すると,住所,電話番号,電子メール・アドレスといった個人情報を公開することなく,ドメイン名を取得できる。同サービスの料金は年額5ドル。

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