富士通の欧州法人Fujitsu Microelectronics Europeと独OASIS SiliconSystemsは,MOST(Media Oriented Systems Transport)対応の車載マルチメディア・システムの参照設計の開発で協調する。両社が現地時間2月19日に発表した。共同で開発する製品の名前は「VideoCompressor 4」と「DVDPlayer 4 MOST」。富士通のMPEG Encoderを搭載する。

 また,組み込みマルチメディアを手がけるドイツのmycableも同社プロジェクトに富士通のコンポーネントをいくつか採用している。mycable社のMOST対応システムの受信エレメント「XXS3HC」では,富士通の「SmartMPEG」とグラフィック・ディスプレイ・コントローラ(GDC)「Coral P」を採用している。

 VideoCompressor 4 MOSTとmycable 社のXXS3HCで構成するマルチメディア・システムにより,MOSTベースのオーディオ/ビデオ受信とトランスコードが可能になる。

 富士通が提供するMPEG Encoder(MB86391),MPEG-2 Decoder(MB86H22)は,動作温度の範囲が広く,消費電力が低いため車載システムに適している。これらデバイスをGDCと組み合わせることにより,カーナビやエンターテイメント向けシステムの構築が可能になる。

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