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 米Red Hatと米Wind River Systemsが,組み込みソフトウエア用Linuxディストリビューション「Red Hat Embedded Linux」の共同開発に向け提携すると米国時間2月23日に発表した。これによりWind River社は,同社のLinuxベースのプラットフォームの基盤としてRed Hat社製Linuxを導入し,開発用のツール,ミドルウエア,サービスと統合する。

 この合意に従い両社の技術者は,マサチューセッツ州ウェストフォードにあるRed Hat社の技術施設で組み込み用Linuxディストリビューションの共同開発を行う。またWind River社はRed Hat Embedded Linuxの主要販売チャネルとなり,まずハイエンド・ルーターやスイッチなどキャリア用ネットワーク装置のような,組み込みソフトウエア市場のなかでも商用既製品(COTS)分野に絞って販売活動を展開する。

 「この提携は当社に新市場をもたらしてくれる。Red Hat社の協力を得ることで,同社がエンタプライズLinuxの世界で成し遂げたのと同じ標準化を,組み込みソフトウエア市場でも実現できる」(Wind River社会長兼CEO兼社長のKen Klein氏)

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[発表資料(Red Hat社)]
[発表資料(Wind River社)]