米Hewlett-Packard(HP)が米国時間3月8日に,Xeonプロセサを2個搭載可能なブレード・サーバー「HP ProLiant BL30p」と,中小企業向けの低価格サーバー「HP ProLiant ML100」を発表した。ProLiant BL30pは2004年第2四半期に米国で,ProLiant ML100は同日より利用可能とする。

 ProLiant BL30pは既存の「BL p-class」製品とインフラ部分を共有しているので,導入時に電源や冷却装置,管理/相互接続機器を交換する必要がない。6U(高さ10.5インチ=約267mm)のきょう体に16枚のブレードを格納でき,標準サイズのラックに最大192個のプロセサを搭載できる。デュアル・ポートのファイバ・チャネルをオプション品で用意しており,SANやクラスタリング機能も備える。対応OSはMicrosoft WindowsおよびLinux。

 価格と詳細な仕様については,リリース時に改めて発表する。またHP社は,2004年後半にOpteronプロセサ対応ブレード・サーバーの提供を計画している。

 ProLiant ML110は,ファイル共有,WWW/電子メール,ファイアウオール,VPNといった機能を提供するための中小企業向けサーバー。「デスクトップ・パソコンの価格で,ProLiantサーバーの信頼性を提供する」(同社)。搭載可能なプロセサは,Celeron(動作周波数2.6GHz)またはPentium 4(同2.8GHz,3.0GHz)。従来製品より高速なプロセサに対応したほか,キャッシュ・サイズを2倍の1Mバイトに増量した。対応OSはLinuxおよびNetware。

 ProLiant ML110の米国における予想小売価格は499ドルから。Windows Small Business Serverや内蔵ハード・ディスク装置(HDD)などが付属する。

 米メディアの報道(CNET News.com)によると,3.0GHz版Pentium 4,80GバイトHDD,256Mバイトのメモリーを搭載するProLiant ML110の価格は949ドルという。

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