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 米IBMが,クラスタ環境を構築するための中小企業向けシステム製品「Departmental Supercomputing Solutions」を米国時間4月6日に発表した。IBM社は「予算と人員の限られる小さな組織でも,大企業や有名研究所と同じ高性能コンピューティング技術を利用できる」とする。

 Departmental Supercomputing Solutionsは,必要に応じてさまざまな構成を取れるパッケージ。アプリケーションを動かすためのサーバーに加え,クラスタ・リソース管理用のサーバー1台と,各サーバーを相互接続するネットワークを含む。対応OSはLinuxとMicrosoft Windows。クラスタを構成した状態で動作試験してから顧客に出荷する。

 同パッケージに対応するサーバーは以下の通り。

・IBM eServer Blade Center HS20:
 7Uサイズのきょう体に,Xeonプロセサ2個を搭載するブレードを最大14台搭載可能。

・IBM eServer xSeries 335:
 1Uサイズのラックに,Xeonプロセサを2個搭載。

・IBM eServer 325:
 1Uサイズのラックに,Opeteronプロセサを2個搭載。

 各サーバーは,EthernetベースのVLANでIBM eServer xSeries 345に接続して管理する。アプリケーション用サーバー間の接続には,別に設けたGigabit Ethernet VLANを使う。

 米メディアの報道(TechWeb)によると,同パッケージの価格帯は,XeonまたはOpteronを2個搭載するサーバー/ブレードを使った4ノード構成の3万5000ドル~3万8000ドルの範囲から,2ウエイ・サーバー/ブレードを32ノード設ける構成で20万程度ドルという。

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