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 米Motorolaは米国時間4月20日,2004年第1四半期の決算を発表した。売上高は86億ドルで前年同期の60億ドルと比べ42%成長。GAAP(会計原則)ベースの純利益は6億900万ドル(1株あたり利益は0.25ドル)で,前年同期の1億6900万ドル(同0.07ドル)から大幅に増加した。

 同社は2003年第4四半期決算の報告時に,当期の売上高を64億~68億ドルの範囲,GAAPベースの1株当たり利益を0.05~0.07ドルと予測していたが,これを大きく上回る結果となった。

 Motorola社会長兼CEOのEd Zander氏は「当期の好業績にたいへん満足している」と語った。「顧客による需要が高まったほか,新製品投入に関して改善を図ったことや,一部地域で市場シェアを拡大したことなどが,当期の成長を後押しした」(同氏)

 事業別でみた場合,個人向け通信部門の売上高は41億ドルで前年同期比67%増加。携帯電話機の出荷台数は2530万台で同51%増加した。とりわけ欧州市場でシェアを拡大した。当期に発表した25種類の新モデルのうち,16種類はデジタル・カメラ内蔵である。

 半導体製品部門の売上高は14億ドルで前年同期比21%増となった。好調なネットワーキングおよび無線分野が成長をけん引した。

 グローバル電気通信ソリューション部門の売上高は前年同期比38%増の13億ドル,商業/政府/工業向けソリューション部門は同18%増の10億ドル,統合電子システム部門は同26%増の6億5400万ドル,広帯域通信部門は同16%増の4億8800万ドルだった。

 また同社は2004年第2四半期の見通しについても発表した。売上高は82億~86億ドルの範囲で,GAAPベースの1株あたり利益は0.14~0.18ドルの範囲と予測する。

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