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 米Lindowsは,新規株式公開(IPO)の登録届出書を米証券取引委員会(SEC)に提出した。同社が米国時間4月20日に発表した。株式の販売は,米WR Hambrechtが主幹事を務め,同社の「OpenIPO」形式オークション・プロセスによって行なわれる。米Roth Capital Partnersも共同幹事を務める。株式公開の時期は未定。

 SECに提出した書類によれば,同社はIPOで最大5750万ドル相当の普通株を売り出す見込み。調達した資金は,製品と流通チャネルの開拓,販売とマーケティング活動の拡大,従業員の補充,負債の返却に充てられる。少なくとも5分の1は,同社に対して1040万ドルの出資を行なった設立者のMichael Robertson氏への返済金として支払われる。

 米メディアの報道(CNET News.com)によると,SECに提出された登録届出書には,同社が依頼した独立系の監査人が,同社の存続性に対して疑問を表したことが記されている。これを受け,「これまでの業務による損失とマイナスのキャッシュフローを考えると,企業として存続できるかどうかについて大きな疑念を抱かざるを得ない」と結論付けている。同社の報告書によれば,IPOで調達した資金によって「企業として存続できるようになる」という。

 同社は,「Lindows」の名称が商標を侵害しているとしてライバルの米Microsoftから米国や欧州などで提訴されており,4月15日に同社製Linuxの名称を「Linspire」に変更している。現在,同社は,欧州や他の諸外国の市場においてLinspireの名称を採用している。米国においてはLindowsの名称を通している。

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