東芝の米国法人Toshiba America Information Systems(TAIS)の一部門Digital Products Division(DPD)と米United Parcel Service(UPS)は,共同でノート・パソコンの修理プログラムを開始した。両社が米国時間4月27日に発表したもの。TAIS社はUPS社の輸送ネットワークを活用して修理プロセスの迅速化を図る。「修理に必要な期間を最大で4日間に抑え,顧客満足度を高める」(両社)としている。

 新たな修理プログラムでは,UPS社の店舗「UPS Store」,パッケージ輸送ネットワーク,UPS Supply Chain Solutions部門が協力し,ノート・パソコンの梱包,集配,輸送から部品管理や修理を行なう。

 修理作業には,ケンタッキー州ルイズビルにある,UPS Supply Chain Solutions部門のロジスティック/技術キャンパスに設置された修理センターを使う。UPS社の空輸拠点が隣接しているため,「1日でノート・パソコンの受領,修理,返送手続を完了し,次の日の朝8時30分に顧客に配達することも可能」(両社)。なお,UPS Supply Chain Solutions部門の技術スタッフはノート・パソコン修理作業の認定を取得しているという。

 顧客はTAIS社の無料顧客サービス・センターに電話して修理を申し込み,最寄のUPS Storeに集荷手続きをする。UPS Storeの所在地は,同顧客サービス・センターのほか,UPS社のWebサイトでも確認可能。梱包に必要な材料はTAIS社が支給する。

 「これは業界初の試みで,競争の激しいパソコン市場において,我々に優位性をもたらすプログラムだ。いくつもの輸送手続を省き,部品と修理作業を集約化するので,コスト削減につながる」(TAIS社DPD部門バイス・プレジデント兼ジェネラル・マネージャのMark Simons氏)

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