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 米MCIは,2004年第1四半期の決算を米国時間5月10日に発表した。同期は3億8800万ドルの純損失を計上し,前年同期の純利益5200万ドルから赤字に転じた。また,経費削減プログラムの一環として,第2四半期に全体の約15%に相当する7500人の従業員を削減する計画も明らかにした。

 同期の売上高は,前年同期の72億ドルから12.9%減の63億ドルだった。これには,同年売却が予定されるブラジルのEmbratelの売上高も含まれている。この売却分を除いた売上高は54億ドルだった。同期の営業損失は2億500万ドル。前年同期の営業利益6億3400万ドルから赤字に転じている。

 同社は,同期における3億8800万ドルの純損失を「業界の価格低下傾向に影響を受けて,売り上げが低下したことが大きな要因」と説明している。

 同社は,同期に4500社の新規顧客を獲得しており,この先3~5年にかけて10億ドルを超える収益につながるとしている。2月には,国内外におけるMPLSベースの企業向けVPNサービスの拡張を発表している。コスト削減,企業向けの新しいIPベースのサービスへの注力,ネットワークの最適化により,同社は同年後半に黒字に転じると予測している。

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