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 米Dellは米国時間5月13日に,2005会計年度第1四半期(2004年2~4月期)の決算を発表した。売上高は前年同期比21%増の115億ドルで,「事前の予測を上回った」(Dell社)。純利益は7億3100万ドル(1株当たり利益は28セント)で,前年同期と比べ22%増加した。

 同社は4月7日に,当期売上高の見通しをそれまでの予測である112億ドル(前年同期比約17%増)から114億ドル(同20%増)に引き上げる上方修正を発表していた。

■2004年2~4月期の業績(1株当たり利益以外の単位:100万ドル)

                             04年2~    03年2~   増減率
                               4月期      4月期
                              --------   --------  ------
売上高                         $11,540     $9,532    21%
営業利益                          $966       $811    19%
純利益                            $731       $598    22%
1株当たり利益                    $0.28      $0.23    22%

 2004年2~4月期におけるDell社の製品出荷台数は,前年同期と比べ25%増加した。「当社を除く業界全体の伸び率は14%だった」(Dell社)

 地域別でみると,日本を含むアジア太平洋地域の製品出荷台数は同38%増加した。とりわけ中国は同48%増と大幅に拡大した。日本は同24%増で,「当社を除く業界全体の伸び率を約4倍上回った」(Dell社)。

 欧州/中東/アフリカの製品出荷台数は前年同期比37%増加。広い範囲で伸びをみせ,特に英国,フランス,ドイツが好調だった。

 米国の製品出荷台数は前年同期比18%増加した。中小企業と消費者市場での需要が特に強かった。大規模な顧客企業のIT支出も引き続き回復している。

 米国を除く米大陸は前年同期と比べ24%伸び,中でもカナダの製品出荷台数は同26%増加した。

 製品別でみた場合,サーバーの出荷台数は前年同期比24%増加,ノート・パソコンは同39%増加,デスクトップ・パソコンは同21%増加した。

 Dell社社長兼COOのKevin Rollins氏氏は,「この業界で,当社だけが『優れた顧客価値』『急速な成長』『安定した収益』のすべてを実現している。いずれか一つ,あるいは二つを成し遂げている企業はほかにもあるが,当社の従業員と株主はあくまで三つすべてを追求する」と述べた。

 また同社は,2005会計年度第2四半期(2004年5~7月期)の見通しについても明らかにした。売上高は前年同期比20%増の117億ドル,1株当たり利益は同21%増の29セントと予測する。製品出荷台数は同24%伸びる見込み。

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