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 米BEA Systemsは米国時間5月19日,「Beehive」と呼ぶオープンソースのプロジェクト発足計画について明らかにした。サービス指向アーキテクチャ(SOA)導入と企業向けJavaプリケーション開発の普及促進を目的とする。コンポーネント,ツール,プラットフォームの主要ベンダー50社以上が,Beehiveに対応した初期エコシステムへの参加を予定しているという。

 「Project Beehiveにより,初心者は企業向けJavaアプリケーション構築のシンプルな手法を見つけ,Java 2 Platform, Enterprise Edition(J2EE)やJava Webサービスのプログラマは,効率的な開発モデルを取り入れることができる」(BEA Systems社)

 Project Beehiveでは,同社の開発環境スイート「BEA WebLogic Workshop」をベースにする。Javaアノテーション,Javaコントロール,Java Webサービス,JPF(Java Page Flows)などの技術を用いる。また,WebLogic Workshopの再利用可能なメタデータ駆動型ソフトウエア・コンポーネントや,Webサービスの利用と管理を簡素化するBEA Systems社のWebサービス・プログラミング技術などを利用する。

 Project Beehiveは開発環境そのものではなく,オープンソース化したアプリケーション・フレームワークや実行環境を提供し,Eclipseをはじめとするオープンソースの統合開発環境(IDE)や商用IDEを補完するかたちをとる。

 「WebLogic Workshopを構成しているのは,強力なIDEと,Java開発の膨大な手間を要約するアプリケーションの枠組みだ。この枠組みをオープンソース化することで,すべてのJava開発者と当社のISVパートナを支援する。完全にポータブルなアプリケーションを,より効率的に構築できるようになる」(BEA Systems社CTOのScott Dietzen氏)

 Beehiveのコードは,無償のオープンソース・ライセンスのもとで今夏にリリースする予定。Apache Tomcatへの対応を視野に入れる。

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