米E*TRADE FINANCIALは,同社のATM事業を手がける子会社のE*TRADE Access社を米Cardtronicsに売却することで最終的な合意に達した。E*TRADE FINANCIAL社が米国時間6月3日に発表した。Cardtronics社は,テキサス州を拠点とし,全米に1万2000台を越えるATMを保有する。売却金額は1億600万ドル。取り引きは現金で行なわれる。

 E*TRADE Access社の資産売却の条件として,E*TRADE FINANCIAL社は特定のブランド権利を保持する。手続き完了後には,課税前の売却益としておよそ5500万ドルがE*TRADE FINANCIAL社に入ると予測される。E*TRADE Bankは,顧客に対し引き続き世界中のATM利用によって発生する使用料を払い戻すことにより,追加料金なしてATMへのアクセスを提供する。

 「E*TRADE FINANCIALは,当社事業のすべての面を長期的な構想に照らし合わせて継続的に見直しを行なっている。顧客にとってATMネットワークは重要なディストリビューション・チャネルだと考えているが,ATMネットワークの運営自体は顧客に利益をもたらすために必要不可欠なものではないと判断した」(同社CEOのMitchell H. Caplan氏)

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