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 米Computer Associates International(CA)は,同社チーフ・ソフトウエア・アーキテクトのSanjay Kumar氏がまもなく退社することを,米国時間6月4日に発表した。

 Kumar氏は同社の元会長兼CEOだったが,過去の不正会計疑惑(関連記事)の責任を取って同職を4月に降板。暫定CEOにKenneth D. Cron氏が就任していた。

 Kumar氏は「この数日間で,私の残留は会社の前進のためにならないということがますます明白になってきた」と述べた。「今会社を去るのは正しい判断だと信じている」(同氏)

 「当社は,政府当局とできる限り早く和解に至るよう取り組んでおり,この問題を終結するための是正措置を懸命に実施している。Kumar氏はこうした精神で,退職を決意した」(CA社会長のLewis Ranieri氏)

  同社は,監査委員会の調査により,2000年度と2001年度の決算報告において計22億ドルの売上高の算入に問題があったことが判明したことを受けて,決算修正報告を米証券取引委員会(SEC)に提出している。

 同報告書では,2000年度の売上高を60億9400万ドルから60億9200万ドルに修正した。純利益や1株あたりの利益には影響しないとしている。2001年度の売上高は,41億9000万ドルから5億5800万ドル増の47億4800万ドルに修正された。純損失は5億9100万ドル(1株当たりの損失は1.02ドル)から3億3300万ドル縮小して2億5800万ドル(同44セント)に修正された。

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