米MCIは,モバイル従業員向けの技術提供でスウェーデンのAB Volvo社傘下のVolvo ITと2年間契約を結んだ。同社が米国時間6月22日に明らかにした。MCI社は,Volvo Groupが抱える3万2000人の従業員に対してIPリモート・アクセス・サービスを提供する。従業員は,150を超える国においてダイヤルアップとWiFi接続を介して場所,時間に関係なく企業リソースとインターネットに接続可能になる。

 MCI社は,同社の包括的なIPリモート・アクセス・プラットフォームを利用して米国,欧州,中東,アフリカにおけるVolvo Groupユーザーを同グループのインハウスIP VPNソリューションに移行させる。その結果,従業員は,電子メール,コラボレーション・ルーツ,販売,アフター・サービス・リソースを含む企業のアプリケーションに安全にアクセス可能となる。

 MCI社のリモート・アクセス・プラットフォームとEnterprise Services Managementの導入により,Volvo IT社の管理者にはリアルタイムのエンドユーザー・レベルの利用状況と分析が提供される。管理者は,Webベースのポータルを通じてリアルタイムでエンド・ユーザーのアカウントを監視して容易に管理できるようになる。

 また,Volvo IT社は,エンドユーザーのコンピュータが許可を得ていないネットワーク・リソースにアクセスするのと回避するために,MCI社のビルトインのセキュリティとアプリケーション認識機能にによってセキュリティの強化を計画している。

 ちなみに,Volvo IT社との契約締結により,同社のIPリモート・アクセスを利用する企業ユーザーは100万人を上回ることになった。

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