オランダRoyal Philips Electronicsは,パソコンのOEMに向けて16倍速で書き込みが可能な2層記録DVD+R(DVD+R DL)対応DVDドライブの出荷を開始した。同社が現地時間6月22日に発表した。DVD1枚への書き込みは6分以内に完了するという。

 同ドライブにより,エンドユーザーはDVD+Rメディアに16倍速で書き込みができ,DVD+R DLメディアには最大8.5Gバイトのデータが記録できる。ディスクの片面には,DVD品質のビデオにして4時間分を記録できる。

 同製品は,DVD+Rの16倍速,DVD+R DLの2.4倍速,DVD+RWの4倍速など,さまざまな形式の書き込みと40倍速のDVD-ROMの読み出しに対応する。また,CDに関しても,CD-Rの40倍速,CDの24倍速の書き込みと40倍速のCD-ROM読み出しに対応できる。

 Philips社は,16倍速のDVDドライブが同年末までにPCシステムの主流になると予測しており,市場の需要を見込んで2004年末までに60万ユニット/月の量産体性を計画している。パソコンのメーカーへの販売に続き,Philips社は自社ブランドとして同ドライブを欧州に向けて同年7月より提供する予定。

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