「富士通の欧州法人Fujitsu Systems Europe(FSE)は,フランスの新しい企業アプリケーション・センターにおいて『AMD Opteron』プロセサ搭載のクラスタ・ソリューションを採用する」。米AMDが現地時間6月24日に発表した。

 同社によれば,欧州におけるAMD Opteronプロセサを使ったシステムに対する顧客ニーズが急増している。そのため,FSE社は,同センターの技術研究所向けにOpteron搭載のクラスタ・ソリューションを選択したという。

 同研究所は,企業ユーザーとソフトウエア・パートナからのアプリケーションのテストとベンチマーク測定のニーズに応えるために設計された。高性能のベンチマーク測定,アプリケーション・テストなどに適しており,クラッシュ分析,計算流体力学,金融工学を含む幅広いアプリケーションのパフォーマンス・レベルの向上に役立つという。

 Opteronは,サーバー/ワークステーション向けのx86プロセサ。32ビットと64ビット・アプリケーションの両方に対応する。プロセサ,メモリー・コントローラ,I/Oを直接CPUに接続するDirect Connect Architectureを採用する。そのため,フロントサイド・バスのボトルネックが取り除かれ,全般的なシステム・パフォーマンスと効率が向上する。

 「企業ユーザーが自社の高性能コンピューティングの要求に合わせてOpteronプロセサのパワーと性能を求めているのは,もはや驚くべきことではない。FSE社の顧客とパートナは,リソースを多用する幅広いアプリケーションでOpteronプロセサを採用することにより,大幅なパフォーマンス改善に成功している」(FSE社CEOのNaoya Tamura氏)

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