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 米Aberdeen Groupは,オンライン攻撃による企業の被害について調査した結果を米国時間7月6日,発表した。それによると,ウイルス,スパイウエア,ワームなどの攻撃でインターネットの業務が中断されるたびに,企業は約200万ドルの損害を受けるという。

 米メディアの報道(CNET News.com)によると,Aberdeen Group社が今回調査した162社のうち,84%が過去3年間に,インターネットのセキュリティ侵害を受け,業務が中断または不能となったことがある。このような業務の中断は年間に平均1回発生しているが,約15%は「過去3年間で,7回以上は業務が中断または不能状態に陥った」と回答した。

 企業のインターネット利用は,顧客向けセールス,カスタマ・サービス,購買,流通,受注処理などで徐々に進んでいる。特に,顧客向けの販売やサービスでは,企業の75%がインターネットを導入しているという。

 「企業の基幹業務でインターネット利用が拡大すれば,オンライン業務が中断した場合,売上高に与える影響は大きくなる」(Aberdeen Group社バイス・プレジデントのJim Hurley氏)

 
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