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 米Yahoo!は,2004年第2四半期の決算を米国時間7月7日に発表した。売上高は8億3200万ドルで,前年同期の3億2100万ドルと比べ159%の増収となった。純利益は,1億1300万ドル(希薄化後の1株当たり利益は8セント)で,前年同期の5100万ドル(同4セント)からほぼ倍増した。

 なお,昨年買収した米Overtureから提携パートナーに支払う手数料(TAC)を除いた場合,売上高は6億900万ドルとなる。同条件の前年同期における売上高は3億2100万ドルだった。

 当期の粗利益は5億3500万ドル(前年同期は2億7500万ドル),営業利益は1億4900万ドル(同6300万ドル)。また,原価償却前の粗利益は2億3400万ドル(同9800万ドル)となり,いずれも大きく成長した。

 事業別にみると,マーケット・サービスの売上高は6億9100万ドルで,前年同期の2億1900万ドルから215%急増した。検索やマーケットプレイス向けサービスがけん引したほか,Overture社の事業が貢献した。会費による売上高は1億400万ドル。有料サービスの利用者が増えたことで,前年同期の7000万ドルから49%成長した。リスティングによる売上高は3800万ドルで,前年同期の3200万ドルから17%増加。

 Yahoo!社会長兼CEOのTerry Semel氏は,「第2四半期もまた,記録的な業績を達成し,我々が中核事業に力を入れていることを証明できた。また当社は現在,ユーザーに不可欠な新しい製品やサービスを次々と提供している最中だ」と述べた。

 なお,Yahoo!社は競争相手の米Googleの無料インターネット・メール・サービス「Gmail」に対抗するために,インターネット・メール・サービス「Yahoo! Mail」の強化を図り,ユーザーに無料で提供する保存容量をこれまでの4Mバイトから100Mバイトへと拡大した。ちなみにGmailでは,1Gバイトの保存容量を提供する。

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