米Cisco Systemsと英Parc Technologiesは,Cisco社による買収に向け最終合意に達した。Cisco社が米国時間7月8日に明らかにしたもの。Cisco社は,現在まだ保有していないParc社の全発行済み株式を現金で購入して買収を行う。買収金額は約900万ドルと見込む。手続きは,Cisco社の2005会計年度第1四半期(2004年8月~10月期)中に完了する予定。

 Parc社は,トラフィック・エンジニアリング(TE)とルーティング・ソフトウエアを手がける企業。サービス品質(QoS)確保などに関するネットワーク・ルーティング技術を開発している。

 Cisco社ネットワーク管理技術グループ担当上級副社長のCliff Meltzer氏は,「両社はともに,業界トップのマルチプロトコル・ラベル・スイッチングTE(MPLS TE)用プランニング/最適化アプリケーションを開発してきた」と説明する。「当社は,Parc社の高度な専門知識を持つアルゴリズム開発者とソフトウエア技術者を歓迎する」(同氏)

 買収後,Cisco社はMPLS管理製品系列にParc社のルート・サーバー・ソフトウエアを組み込み,「IP Solution Center(ISC)」の一環として提供していく。

 なおParc社の開発チームは,Cisco社ネットワーク管理技術グループの所属となる。

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