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 米Intelは米国時間7月13日に,2004年第2四半期の決算を発表した。売上高は80億5000万ドルで,前期と比べ横這いとなったが,前年同期比では18%増となった。純利益は18億ドルで前期から横這い,前年同期比では96%増と大幅に伸びた。1株当たり利益は27セントで前期比4%増,前年同期の14セントに比べ93%増となった。

 マイクロプロセサが季節的パターン通りに推移したほか,フラッシュ・メモリーがCommunications事業をけん引したという。さらに当期は,「モバイルおよび企業向け市場に90nm製造技術のプロセサを,デスクトップ市場向けに『Grantsdale』チップセットを投入するなど,新製品のリリースが相次いだことが好業績につながった」(Intel社CEOのCraig R. Barrett氏)

 「2004年下半期も,業界きっての生産能力をフルに活用して,マイクロプロセサ事業はもちろん,チップセット,フラッシュ・メモリーといった通信分野で当社の勢力を拡大する」(Barrett氏)という。

 粗利益率は59.4%で,予測範囲の60~61%を下回った。株式投資や利息などによる損益としては3900万ドルの利益を計上した。事前予測の約6000万ドルを下回ったのは,「減損が当初の予想を上回ったため」(Intel社)

 同社の主要製品の推移を前期と比べると,マザーボードと接続関連製品が過去最高の伸びをみせた。フラッシュ製品とチップセット製品は成長し,Intel Architectureマイクロプロセサは減退した。なおマイクロプロセサの平均販売価格は,第1四半期をわずかに下回った。

 同社は第3四半期と2004年通期の予測についても明らかにした。主な内容は以下の通り。

・第3四半期の売上高は86億~92億ドルの範囲
・第3四半期の粗利率は60%(プラス/マイナス2ポイント)
・2004年通期の粗利率は60%(プラス/マイナス2ポイント)
・第3四半期の費用(研究開発費とマーケティングおよび一般管理費)は約25億ドル
・2004年通期の研究開発費は約48億ドル
・2004年通期の設備投資費用は36億~40億ドルの範囲
・第3四半期における株式投資/利息などによる損益は,利益約5000万ドル

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