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 米IBMが,2004年第2四半期の決算を米国時間7月15日に発表した。継続事業による売上高は232億ドルで,前年同期の216億ドルに比べ7%増。継続事業による純利益は20億ドルで,前年同期の17億ドルから15%の増加。継続事業による希薄化後の1株当たり利益は1.16ドルで,前年同期の0.98ドルに比べ18%増えた。

 当期の業績について,IBM社会長兼CEOのSamuel J. Palmisano氏は,「引き続き好調だったことは,当社のビジネス・モデルに力があり,全世界の企業および公共機関に注力し続ける方針が効果を発揮したことを示している」と述べる。「2004年前期は,前年に比べ約40%もの成長を達成できた。我々は,成長が期待できる分野に重点的に投資を続けていく。ブラジル/ロシア/インド/中国(BRICs)を合わせた成長率は35%となった」(同氏)

 当期はすべての地域で売上高が伸びた。米大陸の売上高は97億ドルで前年同期比2%増(為替の影響を除いた場合は2%増)。欧州/中東/アフリカは75億ドルで同9%増(同2%増),アジア太平洋地域は52億ドルで同13%増(同6%増)。OEM収入は7億100万ドルで,同19%増だった。

 事業別でみると,Global Services部門の売上高は113億ドルで,前年同期比7%増(為替の影響を除いた場合は2%増)。当期中に獲得したサービス契約の規模は合計100億ドル以上という。

 ハードウエア事業の収入は74億ドルで,前年同期比12%増(為替の影響を除いた場合は10%増)。Systems and Technology Group部門の売上高は,zSeries/xSeriesサーバーの販売増が貢献し同10%増の42億ドル。Personal Systems Group部門の売上高は同16%増の32億ドル。モバイル・パソコンが好調だった。

 ソフトウエア事業の収入は35億ドルで,前年同期と変わらない(為替の影響を除いた場合は4%減)。WebSphereやDB2,Rational,Tivoli,Lotus製品を含むミドルウエアによる収入も前年同期と同じ27億ドル。OSの収入は同2%減の5億7700万ドルとなった。

 Global Financing部門の売上高は6億5100万ドルで,前年同期比3%減(為替の影響を除いた場合は6%減)。製品ライフサイクル管理ソフトウエアなどを扱うEnterprise Investments/Other部門の売上高は2億9400万ドルで,同23%増(同19%増)だった。

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