米Sprintが,小規模企業向けのVoIP通信装置「Sprint i4」を米国時間7月15日に発表した。音声/データ通信用ハードウエアを1台の装置として統合し,IPネットワークによる通信を集約できる。従業員40人未満の小企業を対象とする。

 Sprint i4について,Sprint社マーケティング担当副社長兼OEM事業担当ジェネラル・マネージャのBrad Clark氏は,「現在ほとんどの小企業が使用している主要システムと置き換え可能な次世代システム」と説明する。

 「小企業で必要とされる一般的な電話機能のほか,ボイスメール,自動応答,メッセージング統合,マルチサイトIPネットワーキングといった機能を,すべて1台の装置でまかなえる。これまで大企業しか利用できなかった最新の通信ソリューションを,Sprint i4は極めて経済的な価格で提供する」(同氏)

 さらにSprint i4は,ボイスメールからeメールへの転送,(携帯電話機の位置を特定する)E911,建物内用の移動電話,インターネット接続共有などの機能も備えている。

 ただし同社は,同装置の価格や利用可能時期などについては明らかにしていない。

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