米Business Objectsは,米IBMとOEM契約を結んだことを米国時間8月17日に発表した。Business Objects社は,IBM社のメインフレーム接続ソフトウエア「DB2 Information Integrator Classic Federation for z/OS」を自社のデータ統合プラットフォーム「Data Integrator」に組み込んで販売する。

 企業ユーザーは,Business Objects社のアプリケーションから,メインフレームに格納しているデータおよびメタデータに簡単にアクセスし,適切な情報を取り出すことができる。

 DB2 Information Integrator Classic Federation for z/OSは,メインフレームのデータ・ソース利用に向けた高度なインタフェースを提供する。バックグラウンドのデータ抽出を実行するほか,変更部分をリアルタイムで追跡し,データ・フォーマットをData Integrator用に自動変換する。

 Business Objects社によると,世界のデジタル情報の70%が,メインフレーム環境に保存されているという。多くの場合,こうしたレガシー・システムのデータは,リレーショナル・データベースの情報と組み合わせるのが困難だ。「Business Objects社とIBM社の共同ソリューションは,企業が異なる様々なプラットフォーム,OS,データベース上にあるデータを容易に利用できるようにする。膨大なデータにおける情報の一貫性を確保し,分散システムでのクエリー・タイムの加速化を支援する」(Business Objects社)

 「ユーザーは,データのフォーマット,格納場所,アクセス手段にかかわらず,情報の統合的な見解を得ることができ,より優れた意志決定を行える」(IBM社Software Group部門Information Integration担当ディレクタのNelson Mattos氏)

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