米Global Sourcesは,中国本土と台湾におけるBluetooth対応機器に関する調査結果を香港時間8月17日に明らかにした。それによれば,同地域における製造業者は,2004年において,前年から1100万ユニット増の2500万ユニットのBluetooth対応機器を製造するという。同調査では,製造業者49社を対象に,価格,生産能力,研究開発,設計の傾向などを検証した。

 「対象となった業者では,国外からBluetooth対応製品の受注が増加しており,より多くの生産能力を活用し始めている。中国本土のサプライヤは,2004年に前年から150万ユニット増のおよそ300万ユニット,台湾のメーカは,前年の1270万ユニットに対し2220万ユニットを製造する予定である」(同社)

 対象となった企業では,2003年のBluetooth対応製品の製造における生産能力の活用が平均して15%だった。生産能力をフルに活用した企業はなかった。半分以上を活用したのは1社だけで,10%以下は13社あった。

 同社は,生産能力の活用が低い理由として,製造業者の10%が製品開発を前年始めたばかりであることを挙げており,需要が向上するのを待っている状態にあるという。これら企業の2004年の見通しは明るく,64%が2~3年以内に生産高の成長が促進されるみている。

 また,対象となった企業の90%は,チップセットの生産高の増加により,Bluetoothチップセットのコストが12~24カ月以内に低下するとみている。そのため,最終製品の価格が引き下げられると予測している。欧州が主要輸出市場となっており,製品の58%が出荷されている。調査した企業の半数以上が米国とアジア市場への参入も望んでいる。

 そのほかにも,同調査により,研究開発では,データ転送速度とストレージ容量の増加とともに,製品のサイズと重量の削減,ハンドセットのバッテリ寿命の延長などに重点が置かれていることも明らかになった。

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