米Borland Softwareは,ソフトウエア開発プロジェクト用の計画立案/評価ツール「ESTIMATE Professional」をカナダのSoftware Productivity Centerから導入した。Borland社が米国時間8月25日に発表したもの。同社は同ツールを要求管理ソリューション「Borland CaliberRM」の次版に組み込んで提供する。同ツールの取得金額など,詳しい取引条件については明らかにしていない。

 ソフトウエア開発について,Borland社ソフトウエア製品担当上級副社長のBoz Elloy氏は「ソフトウエアは製造プロセスであり,製造という作業は(当てずっぽうに答えを探す)ゲームではない」と説明する。「ソフトウエア開発業界が成熟するにつれ,ソフトウエア製品もほかの重要な業務用製品と同じように,計画立案から販売まできちんと工程管理する必要がある」(同氏)

 ESTIMATE Professionalの要求ベースの計画立案機能を利用すると,必要となる投下資本,開発期間,開発にともなうリスクが,計画開始前の段階でより正確に予測できるようになるという。これによりCaliberRMのユーザーは,業務上の要求に応じた要員数,スケジュール,予算を見積もれる。さらに,製品のライフサイクル全体で問題を見つけられるので,損害が大きくなる前に対処できる。

 同社は,2004年9月11~15日にカリフォルニア州サンノゼで開催されるカンファレンスBorCon 2004で,CaliberRMの次版を紹介する。

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