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 米Mozilla Foundationは,Webブラウザ「Firefox」のプレビュー版と,電子メール・クライアント「Thunderbird」のバージョン0.8をリリースした。Webサイトから無償でダウンロード可能。ともに,バージョン1.0を今秋中にリリースする予定。

 Firefoxのプレビュー版リリースに伴い,Mozilla Foundationは「Spreadfirefox.com」サイトを立ち上げる。同サイトをマーケティング活動の拠点とし,「今後10日間でダウンロード100万件を目指す」(Mozilla Foundation)。

 Firefoxプレビュー版の主な特徴は以下の通り。

・ポップアップ防止機能を向上した。必要に応じてポップアップ広告を表示することも可能。

・信頼できるWebサイトを訪問した際に,URLをハイライト表示し,Webサイトの名称を明示する。これにより,スプーフィング(なりすまし)を実行しているWebサイトへのアクセスを防止する。

・「Live Bookmarks」により,RSSフィードのニュース・ヘッドラインなど,常に更新されるコンテンツをブックマーク・メニュー内で閲覧できる。

・検索結果を表示するページで,ユーザーが検索に使ったキーワードをハイライト表示する。

 一方Thunderbird 0.8は,RSSリーダーを組み込み,検索機能「Quick Search」を強化した。すべてのPOP3アカウントの受信メールを,単一の受信箱にまとめることができるほか,「Mozilla 1.7 Suite」,「Outlook Express」「Outlook」「Eudora」などから設定やフォルダ,アドレス帳をより簡単に移行できるようにした。

 またMozilla Foundationは,オープンソース・ソフトウエアのセキュリティ強化に向けた報奨金プログラム「Mozilla Security Bug Bounty Program」で,初めての賞金授与を行ったことを明らかにした。同プログラムでは,セキュリティの脆弱性を報告したユーザーに対して,現金500ドルを支給する。

 「Firefoxプレビュー版とThunderbird 0.8のリリース,Spreadfirefox.comの開設,Mozilla Security Bug Bounty Programの成功。これらは,オープンソースが,世界中の有志のクリエイティブなエネルギーを動力源としていることを証明している」(Mozilla Foundation会長のMitchell Baker氏)

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