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 米Eastman Kodakは米国時間9月16日,オーストラリアのコーバーグにある工場を今年11月末で閉鎖すると発表した。同工場の従業員と関連業務で約600人を解雇する。

 コーバーグの工場は,写真用のカラー印画紙を生産している。先進国市場を中心にデジタル写真の人気が高まる一方,従来の銀塩写真関連製品は需要が落ち込んでいることから,閉鎖を決定したもの。なお同社は,世界で従業員を1万2000~1万5000人,総施設面積を3分の1削減する3カ年計画を立てており,「コーバーグの工場閉鎖はその一環」(Eastman Kodak社)という。

 「今回の決定は,決して同工場の業績をふまえたものではない。従業員は非常によくやってくれた。今後は従業員の再就職をできるかぎり支援する」(Eastman Kodak社上級バイス・プレジデント兼Global Manufacturing & Logistics部門ディレクタのDaniel T. Meek氏)

 現在コーバーグの工場で生産している製品は,欧州,北米,アジアの工場に移管する。オーストラリア市場でも引き続き,銀塩写真およびデジタル画像向けサービスと製品を提供する。

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