Webサービスの普及促進を図る団体OAGi(Open Applications Group)は,先ごろWSDL(Web Services Definition Language)ファイルのライブラリを公開した。OAGiが米国時間9月30日に発表した。同ライブラリは, OAGiのWWWサイトから無償で配布されている。

 WSDLは,Webサービスを記述するためのXMLをベースとした言語仕様。Webサービスを記述する方法が定義されている。OAGiによれば,Webサービス間の相互運用性が向上するとともに,企業はeビジネスと内部統合(EAI)の両方でコストを抑えながら迅速にWebサービスを導入できるようになるという。

 OAGiは,同団体のeビジネス用のXML規約である「OAGIS 7.2.1」と「同 8.0」向けのWSDLファイルを公開した。WSDLファイルは,テンプレートとしての役割りを果たし,Webサービスとサービス指向型アーキテクチャにおいてOAGISの利用を促進する。

 「WSDLは,重要なWebサービス仕様であり,『WS-I Basic Profile』にとっても重要なコンポーネントでもある。OAGiは,『WS-I Basic Profile 1.0』に対応するWSDLライブラリを提供することにより,業界全体の相互運用性を促進するとともに相互運用可能なWebサービスの開発と展開の促進を支援している」(WS-I会長のTom Glover氏)

◎関連記事
W3CがWebサービス利用時のやりとりを調整する言語「WS-CDL」の草案初版を公開
WS-I,Webサービスのガイドライン「WS-I Basic Profile 1.0」対応検証ツールを公開
OMGなど標準化団体3組織がWS-Iの準メンバーに,「目的は違うがWebサービスの将来展望は共有」

発表資料へ