PR

 米Lucent Technologiesは米国時間10月20日に,2004会計年度第4四半期(2004年7~9月期)と2004会計年度通期(2003年10月~2004年9月)の決算を発表した。第4四半期の売上高は24億ドルで前期の21億9000万ドルと比べ10%増加,前年同期の20億3000万ドルからは19%の増収となった。GAAPベースの純利益は3億4800万ドル(希薄化後の1株当たり利益は7セント)で,前期の3億8700万ドル(同8セント)から減少したが,前年同期の9900万ドル(同2セント)から大幅に増加した。

 粗利率は41%で,前期の43%から縮小した。営業支出は6億9100万ドルで,前期の5億9800万ドルから減少した。

 米国の売上高は14億4000万ドルで前期比3%増,前年同期比20%増。米国以外の売上高は9億5900万ドルで前期比22%増,前年同期比17%増となった。

 事業別でみた場合,Integrated Network Solutions(INS)部門の売上高は7億4100万ドル(前期比4%増,前年同期比14%減)。Mobility部門は11億1000万ドル(前期比13%増,前年同期比75%増),Lucent Worldwide Services(LWS)部門は5億1400万ドル(前期比9%増,前年同期比9%増)となる。

 通期の売上高は90億5000万ドルで,前年度の84億7000万ドルから7%増加した。GAAPベースの純利益は11億4000万ドル(希薄化後の1株当たり利益は25セント)で,前年度の純損失7億7000万ドル(希薄化後の1株当たり損失は29セント)から黒字に転じた。

 通期の粗利率は42%で,前年度の31%から大幅に拡大。営業支出は25億6000万ドルで,前年度の28億7000万ドルから減少した。

 米国の売上高は前年度比7%増の55億1000万ドル。米国以外の売上高は前年度比6%増の35億3000万ドルとなった。

 事業別でみた場合,INS部門の売上高は29億8000万ドル(前年度比10%減),Mobility部門は40億1000万ドル(前年度比30%増),LWS部門は19億3000万ドル(前年度比5%増)だった。

 Lucent社会長兼CEOのPatricia Russo氏は,「市場の成長機会に焦点を当て,堅実に業務を遂行してきたことで,2000年度以来,初めて通期の売上高が増加し,利益を上げることができた」と述べた。「顧客が収入源拡大のためのサービスや,より効率的なネットワークへの投資を続ければ,当社の市場とビジネスは2005年も成長するだろう」(同氏)

 なお,同社CFOのFrank D'Amelio氏は,「2005会計年度通期の売上高は前年度と比べ5%前後成長する見込み」と予測している。

◎関連記事
米Lucent,米Verizon Wirelessにネット・インフラなどを提供,50億ドル規模の契約
米Lucent,中国南京の3G研究センターに7000万ドルを追加投資
米Lucent,VoIPシステムの米Telicaを約2億9500万ドルで買収
米Lucentがイラクの通信/ITインフラ復興作業,米国防総省と契約
米Lucentと米Cisco,モバイル事業者向けVoIP製品を共同開発
米Cisco,IP電話の出荷台数で300万台のマイルストーンを達成
「UMTS市場で遅れをとった米Lucentと米Motorola,2003年のシェア縮小」,米調査
加Nortel Networksが2004年Q3の業績予測を修正,「売上高は前期を下回る」

[発表資料へ]