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 米IBMは,ノート・パソコン「ThinkPad Gシリーズ」の新モデル「G41」を米国時間10月20日に発表した。G41は,セキュリティ管理を容易にしており,デスクトップからモバイル・パソコンへ経済的に移行する必要があるユーザーに適しているという。同日,IBM社は,復旧対策ツールの新版「Resc Rescue and Recovery 2.0」の配布開始も発表している。

 G41は,無線,セキュリティ,パソコン管理において,設定や保守を簡素化するソリューション「ThinkVantage Technologies」を採用する。強化されたRescue and Recovery 2.0により,ユーザーは,重要なパッチとセキュリティ・フィックスを容易に施すことができる。また,システムがウイルスによって破壊されて実行できない場合にもシステムのバックアップ,感染したファイルまたは削除したファイルの復旧を支援する。企業はRescue and Recoveryの設定により,ユーザーを一時的にネットワークから外すこともできる。

 ThinkPad G41は,14インチ・ディスプレイと15インチ・ディスプレイ搭載モデルを用意する。ディスプレイは回転させて見やすい角度に調節することができる。5種類のDVD形式に対応する記録可能なDVDドライブ,USB 2.0ポート4基,フルサイズのキーボードを搭載する。また,NVIDIA社とIntel社のグラフィック・アダプタを用意する。同モデルは,IBM社のノート・パソコンで初めてマルチタスクをサポートする米IntelのHyper-Threading Technologyを組み込んでいる。

 同日,同社は「ThinkPad Tシリーズ」としてモバイル・ワークステーション「ThinkPad T42p」も発表した。Intel社の2.1GHz版「Pentium M」,新しい「855MP」チップセットを搭載する。同モデルは,アップデートされた「Access Connections」ツールを搭載する。無線セキュリティ標準との互換性を高めるとともに対応アダプタが増加した。オプションの拡張バッテリの併用により7.5時間動作する。一部のモデルでは,指紋認証機能も搭載する。

 ThinkPad G41とIBM T42pの価格はそれぞれ999ドルと3999ドルから。中小企業向けのExpressモデルによるG41とT42の価格は,それぞれ1019ドルと1699ドルからとなる。指紋読み取り機能を搭載しないT42モデルの価格は1499ドルから。36ヶ月リース・オプションでは,それぞれ月額24ドル,42ドルから利用できる。

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