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 Microsoftの事業部門Microsoft Business Solutionsは,ライフサイエンス業界向けソリューション「Axapta 3.0 for Life Sciences」の提供予定を米国時間11月1日に発表した。同製品は2005年第1四半期にリリースされる。同製品は,製薬,バイオテクノロジ,医療機器の研究,製造を行なう組織を含むライフサイエンス業界における法規制への準拠を支援するもの。

 同業界において,企業が新しい技術を実装する場合,その技術がGMP(医薬品の製造,品質管理に関する基準)に準拠するかを規制機関が評価する必要がある。Axapta for Life Sciencesは,評価プロセスを簡略にするように設計されている。

 同製品の重要なコンポーネントのひとつに評価文書の作成機能がある。評価プロセスにおいて,特定のプロセスが,定められた仕様と品質条件に適合する製品を継続的に製造することを保証する文書の作成は重要である。同製品は,法規制に準拠することを証明する文書を作成する機能を提供する。

 「調査により,ライフサイエンス業界の製造業者は,評価コンサルタントに依頼してこの文書を最初から作成するために巨額を支払っていることが明らかになった。この文書作成機能を,当社のビジネス・パートナを通じて提供することにより,ライフサイエンス向けの同ソリューションを中堅市場部門向けに低価格にすることができた」(同社ライフサイエンス業界部門シニア製品マネージャのMelissa Paulik氏)

 また,同製品は,米食品医薬品局(FDA)の定める電子記録および電子署名に関する規則「21 CFR Part 11」にも準拠している。

 Microsoft Business Solutionsは,同製品をFDAの法規制に準拠させ,パートナのソフトウエア開発プロセスに適合させるためにNovo Nordisk Groupの子会社NNITと提携した。同製品は,業界に特化した技術プラットフォームを提供するが,企業は,ISV(独立系ソフトウエア・ベンダー)やVAR(Value Added Reseller)ビジネス・パートナを通じて必要とされる特定の機能も引き続き利用することができる。

 同製品は,米国,欧州連合(EU),カナダ,スイス向けに提供される予定。

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