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 米IBMの韓国法人であるIBM Korea社は,韓国のソウル大学(SNU:Seoul National University)でLinuxクラスタによるスーパーコンピュータ・システムを構築する。IBM Korea社が現地時間11月3日に明らかにしたもの。同システムの演算能力は,最大5テラFLOPSという。

 ソウル大学に納入するシステムは,64ビット・プロセサ「POWER5」ベースのブレード・サーバー「IBM eServer BladeCenter JS20」425台を組み合わせて構築する。ストレージ処理用として,ストレージ・サーバー「IBM TotalStorage FAStT700」1台を使う。導入およびグリッド協調サービスは,IBM社のサービス部門IBM Global Servicesが担当する。

 なおIBM社は2003年に,SNUで構築するものと同様のLinuxクラスタ・スーパーコンピュータ・システムを,韓国科学技術研究院(KIST)と韓国科学技術情報研究院(KISTI)に納入している。両システムの規模はKISTが512ノード,KISTIが280ノードあり,2004年6月時点の世界スーパーコンピュータ・ランキングTop500 Supercomputerで上位200位に入る処理性能を持つという。同社は「同ランキングで,当社製スーパーコンピュータ・システムの数は全体の44.8%を占め,その処理能力の合計は全体の50.12%ある」と述べている(関連記事)。

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