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 米Novellは,「SUSE LINUX」を基盤とした企業向けデスクトップOS「Novell Linux Desktop 9」を11月12日にリリースする。Novell社が米国時間11月8日に明らかにしたもの。「サポート,トレーニング,コンサルティングなどのサービスも提供し,企業が安心してLinuxとオープンソース・ソフトを利用できるようにする」(同社)

 Novell Linux DesktopではデスクトップOSのほかにも,オフィス・スイート「OpenOffice.org」のNovell社版,米Mozilla FoundationのWebブラウザ「Firefox」,電子メールおよび個人情報クライアント「Novell Evolution」を提供する。同社では,「他のOSのように,高価なオフィス・アプリケーションを別途購入する必要がないため,さらなるコスト削減が可能」としている。また,Novell社のデスクトップ管理ソフトウエア「Novell ZENworks」の統合が可能となる。

 同社は,Novell Linux Desktopが当初,コール・センターやサービス・カウンタなど,業務処理を行う部署で利用されるとみる。また,「情報キオスクといった特定用途向けパソコンや,高額なUNIXベースの専門的ワークステーションでの利用にも向いている」(同社)。

 Novell社会長兼CEOのJack Messman氏は,「当社は,企業が全面的にNovell Linux Desktopに乗り換えるとは考えていない。しかし,オープンソースのデスクトップOSの方が,コスト効率が高い賢明な選択肢である場合も多い。我々は同ソフトウエアによって,オープンソースの恩恵を受けたいと考える企業を支援する」と述べる。

 Novell Linux Desktop 9の価格は50ドル。1年間のアップグレードとアップデートが含まれる。

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