米Sun Microsystemsは米国時間11月9日に,Javaアプリケーション開発環境「Java Studio Enterprise 7」について明らかにした。開発の共同作業を簡素化し,効率化を図るための新機能を追加したという。

 「Code-Aware Collaboration」機能は,離れた場所にいる作業チームやグループが生産性の高い共同作業を行うための環境を提供する。インスタント・メッセージングなどに対応した各種通信ツールにより,情報や成果物のやりとりをすばやく行える。

 モデリング言語UML(Unified Modeling Language)をサポートし,リバース・エンジニアリング,コードのドキュメント化,ユーザー・インタフェースやプロセスのモデリングなどを効率的に行える。開発者は,プロジェクト全体を視覚的に把握することができる。

 また,「Application Profiler」機能を使ってアプリケーションのパフォーマンスを分析し,将来問題となりうる部分を特定し,改善することが可能。

 そのほか,開発者ネットワーク「Sun Developer Network」の各種リソースをはじめ,コード・サンプルや参照アプリケーションへのアクセスを提供する。

 Java Studio Enterprise 7のライセンス価格は従業員1人当たり年間5ドル。1895ドルの永久ライセンスも用意する。

 Sun社はまた,Java Studio Enterprise 7の早期アクセス版とJava開発者向けツール「Java Studio Creator」をバンドル提供する計画も明らかにした。価格は995ドル。

 同社がニューヨークで開催中の金融サービス業会向け開発者会議「Sun Tech Days」の参加者を対象に限定でプロモーション提供するほか,12月半ばまで一般向けにリリースする。

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