米iPassは,米国内のWi-Fi接続を利用する企業向けに新しい月間,年間購読プランを11月17日に発表した。同社は,12月1日より企業顧客向けに従業員が,同社のWi-Fiローミング・ネットワークを定額で無制限に利用できるプランを提供する。これには,T-Mobile社が提供する全米5万カ所を超えるホットスポットの利用も含まれる。

 同社は,これまでに無線ホットスポットとともにダイヤルアップ,固定ブロードバンドを含め,異なるサービス・プロバイダからのサービスを経由したアクセスを企業のモバイル・ワーカーに提供してきた。同社はこれまで,利用時間と日割りの料金プランを提供しているが,定額制料金体系の追加は,ホットスポットへのアクセス料金を予測できるものにするための試みだと説明している。

 同社マーケティング部門担当副社長のJon Russo氏は,「この定額制のアプローチにより,企業のIT部門は,企業全体または事業部門において明確にWi-Fiホットスポットへのアクセス料金の予算を組むことができる。このオプションの価格プランによりWi-Fiの利用が促進されることを期待する」と説明する。

 IPassのWi-Fiローミング・ネットワークは,T-Mobile社のHotSpotやその他のWi-Fiプロバイダとの提携を通じて,北米,南米,欧州,アジア,オセアニア,アフリカの47カ国においてホットスポットを提供している。

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