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 米Oracleと米Novellは,Oracle社の製品をNovell社の企業向けOS「SUSE LINUX Enterprise Server 9」に対応させることで提携を結んだことを,米国時間11月30日に発表した。

 対象となる製品は,データベース・ソフトウエア「Oracle Database 10g」,アプリケーション・サーバー「Oracle Application Server 10g」,クラスタ・システム「Oracle Real Application Clusters」,コラボレーション・スイート「Oracle Collaboration Suite」,e-businessスイート「Oracle E-Business Suite 11i 10」。これらはすでに,SUSE LINUX Enterprise Server 9上での動作をテスト済みだという。

 Novell社アライアンス担当バイス・プレジデントのHal Bennett氏は,「Oracle社製品の強みと,SUSE LINUX社製OSがベースとするLinuxカーネル2.6を組み合わせることで,顧客企業は競争力のあるデータ・センター環境を構築できる」と説明した。

 SUSE LINUX Enterprise Server 9対応のOracle Real Applications Clustersにより,クラスタ内のサーバーがダウンした場合でも,10g製品は停止することなく動作を継続する。クラスタを拡張する際には,SUSE LINUX Enterprise Server 9搭載サーバーを追加するだけでよいという。

 ちなみに両社によると,Oracle Database 10gとSUSE LINUX Enterprise Server 9を組み合わせた動作性能は,TPC-Cベンチマーク・テストで非クラスタ構成Linuxの最高値を記録した。ベンチマーク結果はOracle社のWebサイトに掲載している。

 なおOracle社は,Linuxへの移行に向けてグローバルな構想に取り組んでおり,今年5月には「2004年末までにLinuxが同社製品の中心的プラットフォームになる」と述べている。

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