米IDCは,モバイル・ミドルウエア市場に関する調査結果を米国時間11月30日に発表した。それによると,同市場は2002年の3億3300万ドル規模が27.4%拡大し,2003年には4億2440万ドルに達している。モバイル・ミドルウエアは,企業のモバイル化を可能にする中心的なソフトウエア・ソリューションとなっている。

 電子メールは,モバイル・アプリケーションとしてもっとも普及しているが,無線通信事業者のサービス展開に対して,利用されている割合はまだ低い。カナダのResearch in Motion(RIM)のように成功している企業もあるが,無線通信事業者は,企業向けモバイル電子メールに着手したばかりである。この先2~3年で広く普及することが予想される。

 「モバイル・ミドルウエア市場は,従業員の生産性,ビジネス効率,顧客の満足度を向上させるために企業が資産のモバイル化に真剣に取り組むにつれて成熟する。実際に,多くの企業がモバイル化に着手している」(同社Mobile Softwareプログラム・マネージャのStephen D. Drake氏)

◎関連記事
「世界のモバイル・ミドルウエア市場は年平均成長率35.5%で拡大,2003年が企業成長の鍵に」,米IDC
「モバイルは今後も多様化が進む,ユーザー動向の把握が長期成功のカギ」,米IDCの調査
「モバイル・ミドルウエア市場は年平均49.8%で成長,2006年には17億ドル規模」,米IDC
米IBMと加RIMが提携,BlackBerryに企業情報を利用可能にするモバイル・ミドルウエアを統合

発表資料へ