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 米Infonetics Researchは,2004年第2四半期における侵入検出/防止システム(IDS/IPS)の世界市場に関する調査結果を米国時間12月2日に発表した。それによると,当期の売上高は前期からわずかに減少し,前年同期からも1%減少して1億3500万ドルとなった。同社によれば,2005年第3四半期までにはIDS/IPS製品の売上高が35%増の1億8200万ドル規模に達する見込みだという。

 調査は,ネットワークおよびホスト・ベースのIDS/IPS製品に関して,北米,欧州/中東/アフリカ(EMEA),アジア太平洋,カリブ海地域および中南米(CALA)市場の予測分析を行ったもの。

 世界におけるIDS/IPS製品の売上高は,2003年から年間平均成長率21%で拡大し,2007年に9億3200万ドルに達するとみられている。同社によれば,通常,第3四半期は下降する傾向にあるが,従来のネットワーク・ベースのIDS製品は大きく落ち込んだ。しかし,インラインとホスト・ベースの製品が支えとなり,市場は横ばい状態となっている。

 Infonetics Research社主席アナリストのJeff Wilson氏は,「2007年までホスト製品とネットワーク・ベースの検出,防止製品は大半の環境において共存すると予測される」とコメントしている。

その他の主な調査結果は以下の通り。

・米Cisco Systemsと米Internet Security Systems(ISS)は,いずれもIDS/IPS製品の世界売上高で22%を握っており,首位の座をめぐって互角に戦っている

・米Symantecは全体で3位だったが,ホスト型IDS/IPS製品では首位についた

・米McAfeeは前期から2ポイント増で4位につき,インラインの型IPSハードウエア市場では首位についた

・カテゴリ別にみると,従来型ネットワーク・ベースのIDS製品が売上高全体の39%,次いでホスト・ベースのIDS/IPS製品が29%を占めた

・地域別でみると,北米がIDS製品の総売上高の半分以上を占めた。第2位はEMEA(シェアは約5分の1),第3位はアジア太平洋地域,第4位がCALA

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