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 米Network Applianceと米Red Hatは,Red Hat社の企業向けLinux「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)」におけるiSCSI(Internet Small Computer System Interface)の開発および実装に関して,協力体制を敷く。Network Appliance社が米国時間12月6日に明らかにしたもの。

 「RHEL 3」のセキュリティ強化版「Update 4」と,カーネル2.6を基盤としたRHELの将来版において,iSCSI対応のソフトウエア・イニシエータをサポートする。「企業は,業界標準のIPベースのSAN環境において,柔軟性と性能を大幅に向上し,さらなるコスト削減を実現できる」(両社)とする。

 またNetwork Appliance社は,NetAppストレージ・システムをRed Hat社の「Global File System(GFS)」と「Cluster Suite」に対応させた。「業界標準のFibre ChannelとiSCSI対応となったことで,企業はより自由にSAN環境を構築できる」(同社)という。

 Network Appliance社 Marketing担当副社長のPatrick Rogers氏は,「当社はこれまで,GFSやiSCSIなど,オープンなファイル・システムとネットワーキング技術に基づいた,コスト効率と拡張性の高いストレージ環境を推進してきた。Red Hat社とiSCSI実装に関して協力するのはごく自然の流れ」と説明する。

 また,Red Hat社Engineering担当執行副社長のPaul Cormier氏は,「今後リリースするLinuxをiSCSI対応とすることで,iSCSIとFibre Channelの両SAN環境において,当社のGFS技術とNetAppストレージを最大限利用できるようにした」と述べている。

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