米Akamai Technologiesは米国時間12月6日に,コンテンツ配信関連の特許侵害を巡る米Savvis Communications傘下のCable & Wireless Internet Services(CWIS)との係争で勝訴したと発表した。CWIS社がAkamai社に損害賠償を支払い,4年にわたる訴訟は終結する。損害賠償の金額については明らかにしていない。

 CWIS社は,英Cable & Wireless(C & W)が買収した米Digital Islandのコンテンツ配信サービスを米国で展開していたが,今年3月にC & W社の米国ホスティング会社Cable & Wireless USAとともにSavvis社へ売却されている。

 Akamai社が問題としていた特許は,米国特許番号が「6,108,703」,タイトルが「Global hosting system」。1999年5月19日に申請し,2000年8月22日に成立した。34のクレームから成る。世界規模のホスティングおよびコンテンツ配信に対応したネットワーク・アーキテクチャに関するもの。最も要求の高いコンテンツについて,世界中の無数のポイントでミラーリングと配信を行うための手法を提供する。

 Akamai社は2000年9月に,Digital Island社のコンテンツ配信サービス「Footprint」が同特許を侵害しているとして提訴(関連記事)。2001年12月に,裁判所はDigital Island社が同特許の第1,3,5,9,17,18,22のクレームを侵害したことを認めたが,第17,18,22のクレームについては無効との判断を示した。しかし,ボストンの連邦地方裁判所がこの判決を覆し,第17,18,22クレームの有効性を認めたという。

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