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 米SCO Groupは米国時間12月21日に,2004会計年度第4四半期(2004年8~10月)と2004会計年度通期(2003年11月~2004年10月)の決算を発表した。第4四半期の売上高は1007万5000ドルで前年同期の2429万ドルから減少した。純損失は651万6000ドル(希薄化後の1株あたり純損失は37セント)で,前年同期の156万8000ドル(同12セント)と比べ赤字幅が拡大した。

 UNIX関連の知的財産権を管理するSCOsource事業の売上高は,前年同期の1031万6000ドルから12万ドルに激減した。同社は,これに加え,UNIX製品およびサービスの激しい競争が続いていることを,当期の減収の主な要因として挙げた。

 SCO社社長兼CEOのDarl McBride氏は,「中核となるUNIX事業の収益性改善に引き続き注力し,さらなる効率化に取り組む」としている。これにより,2005会計年度にはUNIX事業でプラスのキャッシュ・フローを生み出せると見込んでいる。また同社は,当期中に訴訟関連の費用や契約の条件で法律事務所の合意をとりつけており,「契約上の権利および知的財産権を保護するための当社の戦略を推進する体制が整っている」(同氏)。

 通期の売上高は4280万9000ドルで,前年度の7925万4000ドルから大幅に減少した。純損失は1622万7000ドル(希薄化後の1株あたり純損失は1ドル7セント)。前年度の純利益530万4000ドル(希薄化後の1株あたり純利益は34セント)から赤字に転落した。

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