米PalmSourceは,2005会計年度第2四半期(2004年9~11月期)の決算を米国時間12月22日に発表した。同期は,売上高が1920万ドル,純利益は210万ドル(14セント)を記録した。前年同期は,売上高が1680万ドルで純損失が910万ドル(1株あたりの損失89セント)の赤字を計上していた。

 台湾Acerとの和解に伴い,ライセンスと使用料からの売上高として210万ドルを計上,営業経費を50万ドル減額した。

 同期にライセンシから報告された出荷台数は,およそ120万ユニットだった。内訳は,30%がスマートフォン,残りはPDAやその他のハンドヘルド機器だった。前年同期の出荷台数である130万ユニットから減少となったが,同社によれば,これは主にソニーが日本国外のPDA市場からの撤退を発表したことが要因となっている。

 同社社長兼CEOのDavid Nagel氏は,「当期は,全般的にほぼ予測どおりのパフォーマンスをみせたが,このの業績に満足しているわけではない。しかし,ライセンシから報告されたPalm搭載スマートフォンの出荷台数総計は過去最高を記録しており,当社の事業に占めるこの分野の比率は拡大し続けているなど,今後に向けた明るい兆しも見えている」とコメントしている。

 同社は,第3四半期の業績の見通しも明らかにした。売上高は1800万ドルから増減5%の範囲,1株あたりの利益をゼロから11セントの損失の範囲で予測している。営業経費は1750万ドルを予測する。アナリストは売上高が2300万ドル,1株あたりの利益を28セントと予測している。

 同社は同月,携帯電話向けソフトウエアを手掛ける中国のChina MobileSoft(CMS)を買収することで合意に達したことを明らかにしている。取り引きは,株主の承認などを経て,2005年2月25日に完了を予定している。同社は,手続きの完了の見通しが定かでないため,第3四半期の業績予測に買収による影響を考慮していない。

◎関連記事
米PalmSourceが中国の携帯電話ソフト会社を買収,Palm OSのLinux版開発へ
米PalmSourceが2004年3~5月期決算を発表,赤字を縮小
米Palmの株主,PalmSourceのスピンオフと米Handspringの買収を承認
「2004年Q2の世界PDA出荷台数は前年同期比12%増,10期連続の減少から脱出」,米Gartner
「2004年Q3の世界PDA出荷台数は前年同期比13.6%増,Windows CEが首位に」,米調査

発表資料へ