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 日立製作所の米国法人Hitachi Global Storage Technologies(Hitachi GST)は,3.5インチ型ハード・ディスク装置(HDD)の3モデル「Deskstar 7K500」,「同T7K250」,「同7K80」を米国時間1月5日に発表した。データ伝送速度は,現行のSATAインタフェース速度の2倍に相当する3Gビット/秒を実現。回転速度はいずれも7200rpmで,7K500の記憶容量はSATAでは「業界初の500Gバイト」(Hitachi GST社)。

 これらの3モデルは,ディスク・アクセスの最適化機能「Native Command Queuing(NCQ)」,急激な電力上昇を抑える「Staggered Spin-up」機能を備える。パソコン,ワークステーション,デジタル・ビデオ・レコーダ(DVR),ストレージ,その他の企業向けATAアプリケーションに適しているという。

 Deskstar 7K500の記憶容量は500Gバイト。映画にしておよそ100本,200時間分のビデオ録画が可能。SATA IIに対応。メディア・センターで利用されるハイエンドのパソコン,DVR,ストレージといった用途に適するという。バッファ・サイズは16Mバイト。振動防止技術「Rotational Vibration Safeguard(RVS)」を採用する。

 Deskstar T7K250の記憶容量は250Gバイトで2枚のディスクを使用。DVRとAV機器への搭載に向けてSmooth Stream技術を採用する。Deskstar 7K80は,40G,80Gバイト・モデルが用意される。

 Deskstar 7K80は現在出荷されている。T7K250と7K500は同年第1四半期に出荷が予定されている。

 Deskstar 7K500,T7K250,7K80の主な仕様は以下の通り。

【Deskstar 7K500】
容量:500 Gバイト
平均シーク時間:8.5ms
回転速度:7200rpm
インタフェース:ATA-100,SATA(3.0Gビット/秒)
Smooth Stream Technology
厚み:25.4mm
面記憶密度:最大760億ビット/平方インチ
プラッタ数:5枚(アルミニウム製)
ヘッド数:10個(GMRヘッド)
耐衝撃性(非動作時):225G(2ms)
消費電力(アイドル時):9.0W(ATA),9.6W(SATA)
騒音(アイドル時):3.1Bels
その他:流体軸受けスピンドル・モーター

【Deskstar T7K250】
容量:250 Gバイト
平均シーク時間:8.5ms
回転速度:7200rpm
インタフェース:ATA-100,SATA(3.0Gビット/秒)
Smooth Stream Technology
厚み:25.4mm
面記憶密度:最大920億ビット/平方インチ
プラッタ数:2枚(アルミニウム製)
ヘッド数:4個(GMRヘッド)
耐衝撃性(非動作時):350G(2ms)
消費電力(アイドル時):5.2W(ATA),6.2W(SATA)
騒音(アイドル時):2.8Bels
その他:流体軸受けスピンドル・モーター

【Deskstar 7K80】
容量:80Gバイト
平均シーク時間:8.8ms
回転速度:7200rpm
インタフェース:ATA-100,SATA(3.0Gビット/秒)
Smooth Stream Technology
厚み:25.4mm
面記憶密度:最大610億ビット/平方インチ
プラッタ数:1枚(アルミニウム製)
ヘッド数:2個(GMRヘッド)
耐衝撃性(非動作時):350G(2ms)
消費電力(アイドル時):4.7W(ATA),5.7W(SATA)
騒音(アイドル時):2.6Bels
その他:流体軸受けスピンドル・モーター

 また,同社は同日CES 2005において1インチHDD「Mikey」と小型軽量の1.8インチHDD「Travelstar Slim」の発表も行なっている。

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