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 米In-Statは,無線ICタグ(RFID)市場に関する調査結果を米国時間1月12日に明らかにした。それによれば,同市場の売上高は,2004年の3億ドルが2009年には28億ドルに拡大すると予測している。同社は,RFIDが携帯電話についでもっとも広く普及する無線技術になりそうだという見通しを明らかにした。

 同社アナリストのAllen Nogee氏は,2005年~2009年までの間にRFIDタグとラベルの導入はカートン/サプライチェーン部門が最大数を占めるとする見通しを明らかにしている。米Wal-Martは,サプライヤに同技術の導入を義務付けており,同市場部門におけるRFID技術の導入をけん引するという。

 同社は,RFIDタグの価格が15セントから高いものでは100ドル強もするため,同技術が広く普及するまでにはあと2年ほどかかると予測している。導入にあたりプライバシが問題になる場合が多いため,各国が同技術に関連する法的問題の調整を行なっているという。また,同社は,消費者向け製品の部門でも同技術の導入が進むとみているが,同部門ではプライバシに関する懸念がもっとも高いという。

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