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 米Motorolaは米国時間1月18日,2004年第4四半期の決算を発表した。売上高は88億4200万ドルで,前年同期の69億3500万ドルから27%増加した。継続事業による,GAAP(会計原則)ベースの純利益は6億8700万ドル(希薄化後の1株当たり利益は28セント)で,前年同期の4億4100万ドル(同18セント)からは56%の増益となった。

 非継続事業を含めた純利益は6億5400万ドル(希薄化後の1株当たり利益は27セント)で,前年同期は4億8900万ドル(同20セント)だった。

 「当期の業績結果は,我々が品質および顧客満足度の向上が急務であることを再認識し,世界レベルで競争力のある製品を提供できるよう努めたことを反映したものだ。特に,個人向け通信部門が復活したことで,携帯電話業界第2位の地位がより強固なものとなった」(Motorola社会長兼CEOのEd Zander氏)

 2004年第4四半期における主な部門の業績は以下の通り。

 ・個人向け通信部門:
 売上高は49億ドルで前年同期比51%増。営業利益は5億2600万ドルで,前年同期は1億2700万ドルだった。当期における携帯電話の出荷台数は前年同期比42%増の3180万台で,世界市場シェアは約3ポイント増の16.6%となった。

・グローバル電気通信ソリューション部門:
 売上高は14億ドルで前年同期比2%増。営業利益は2億8100万ドルで,前年同期は1億3800万ドルだった。

・商業,政府,工業向けソリューション部門:
 売上高は13億ドルで前年同期比3%増。営業利益は2億700万ドルで,前年同期は2億4000万ドルだった。

・統合電子システム部門:
 売上高は7億300万ドルで前年同期比5%増。営業利益は4200万ドルで,前年同期は6600万ドルだった。

・広帯域通信部門:
 売上高は6億9100万ドルで,前年同期比25%増。営業利益は4700万ドルで,前年同期は5200万ドルの赤字だった。

 2004年通期の売上高は313億2300万ドルで,前年の231億5500万ドルから35%増加した。継続事業による,GAAPベースの純利益は21億9800万ドル(希薄化後の1株当たり利益は91セント)で,前年の9億2800ドル(同39セント)から大幅増益となった。非継続事業を含めた純利益は15億3900万ドル(希薄化後の1株当たり利益は64セント)で,前年の8億9300万ドル(同38セント)から増加した。

 Motorola社は2005年第1四半期の見通しについて,「売上高は75億~79億ドル,GAAPの1株当たり利益は17~20セント」と予測している。

 また同社は,家庭用のメディア・ネットワーキング・ソフトウエアを手がける米Ucentric Systemsを買収することを同日発表した。買収金額などの詳細については明らかにしていない。

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